山繭工房と和紙作り(鶴田さん)

 鶴田さんは春野生まれの77歳のおばあちゃん。結婚後は三方原に住まいを移し、34年間福祉の仕事に従事されました。そんな折障害者施設の『とうとうみ学園』で山繭と出会ったそうです。
 それから山繭に興味を持ち長野県や岐阜県の農業試験場に出向き山繭の勉強をしてきたそうです。
 春野に戻られてからは、山繭蛾の卵の孵化、繭の採取、再び産卵と春野での完全自給生産目指して今も努力をされています。
 現在山繭作りは全国で皇室も含めて10件にも満たないそうです。後継者不足の現状はありますが、草木染めされた絹糸や鶴田家に明治時代から伝わる機織り機をみると残しておかなくちゃいけない伝統なんだなと感じます。古き良き時代を感じにぜひ足を運んで下さい。
 当日は丸い繭を煮て糸を引く体験も準備しています。
山繭工房と和紙作り(鶴田さん)


この記事へのコメント
今回は、日程上3ヶ所しか寄れませんでしたが、これまで同様楽しい時間を
過ごせました。個人的には、山繭による織機と手すき和紙の作業、また
同じく初参加のかじか川奥荘での温かい「おもてなし」に感激しました。
今回もサンキュ~
Posted by 福川雅治 at 2016年12月14日 11:42
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